私が所属している楽団(六甲ヴェルデ吹奏楽団)は毎年、夏の吹奏楽コンクールに向けて、
事前にコンクール会場でホール練習をしています。
今回は、8月18日(日)滋賀県の守山市民ホールで行われました。
「吹奏楽コンクール 関西大会」に向けて、その約1ヶ月前の7月28日にホール練習をした写真です。
この写真で、私がいる場所はステージの最上段。
この場所から、客席の1階中央(ホールの真ん中)から講師の方が、ステージ上の演奏者に向けて
指示をいただくのですが、マイクの声が拡散して聞きとるのに苦労をしました(‘Д’)
ステージ上にいる演奏者の年齢は、19歳~55歳くらい。
客席にいる講師の方が、「〇〇(楽譜内の記号)から演奏してください。」の指示に演奏者は、
反応が鈍く、〇〇は、M(エム)?L(エル)?N(エヌ)?何て言ったのかな??という反応。
隣にいた19歳の団員も聞きとれず、マクドナルドのM(エム)ですか?と聞き返して
やっと全員が「〇〇とはM(エム)」と 理解できた状況でした。汗
以前に、補聴器ユーザーの方から
ホールは聴きづらい・・・
マイクで話されると内容が聞き取れない・・・という訴えを聞き、これは難聴だけの問題なのかな??
と色々、調べてみました。
今回、私が経験したように、大ホールの「残響は最も難しい…」
それは、
最適残響時間(もっとも美しく聴こえる長さ)を大ホールの場合、平均2秒
とされているそうです。
会議室などは1,2秒ぐらい、教会では1番残響時間が長いところで「3,5秒?!」もあるそうです。
讃美歌など音楽を聞くには心地いいですが、牧師さんが話す内容は、モアモアして何を喋っているか?
わからないでしょうね。
【まとめ】
残響が長い・・・
低音が響く・・・
もこもこスピーチが聞きづらい・・・
さまざまホールには特徴があり、聴こえにくく不安になる事もあります。
それは、
補聴器なのか?
ホール(建物)なのか?
『冷静に見抜く力』 と 『さまざまな会場で多く経験(トレーニング)する』 ことで、
響く会場での聴くコツを自ら考えてみるのもいいでしょうね
神戸店 船田
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